傷病手当金の支給要件については前のページで確認しました。
このページではいつまで支給されるのかについて確認していきます。


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傷病手当金の支給期間は最初にもらい始めた日から1年6か月まで

傷病手当金は最初にもらい始めた日から1年6か月まで受給することができます。
ただし傷病手当金の支給条件を満たさなければその時点で支給は打ち切られます。
非常に大事なことなので再度支給条件を載せておきたいと思います。

  1. 療養中であること
  2. 仕事につくことができないこと
  3. 4日以上仕事を休むこと
  4. 会社から給料が支払われていないこと

詳しい支給条件については「傷病手当金をもらえるのはどんな時?支給条件を確認しよう!」を参照してください。

最初にもらい始めた日とはいつのことか?

「最初にもらい始めた日」とはいつのことでしょうか?
病気で欠勤し始めた日のことでしょうか?
いいえ、これは待期が完成して実際に支給開始となった日のことを指します。

【例】平成24年12月1日から欠勤し、12月3日に待期が完成した場合
12月1日~12月3日までは待期期間であり傷病手当金はもらい始めていません。
実際にもらい始めたのは12月4日となりますので、そこから1年6か月の期間を計算することになります。
この場合は平成26年6月3日が1年6か月の期間が終了する日になります。
平成24年12月1日から傷病手当金の申請をしたので平成24年12月1日から1年6か月と勘違いしやすいので注意してください。

病気が軽くなり一旦職場に復帰したが、再び悪化した場合の考え方

次の例を見てください。

どの日から1年6か月なのか
①と②のどちらの日から1年6か月の期間を計算することができるでしょうか?
間にある出勤(復帰)の期間は復帰はしたが病気自体は残存している状態と考えてください。

◎答え
1年6か月の期間説明
病気が治っていない場合については同じ病気と考えますので①の日から1年6か月を計算することになります。
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別の病気が発症した場合には?

傷病手当金の1年6か月の期間の計算は病気ごとに行うことになります。
そのため全く違う病気についてはまた新しい病気について待期期間を完成させ、もらい始めた日から1年6か月の期間を計算することになります。
ただし2つの病気があるからといって傷病手当金のもらえる金額は2倍にはなりません。
それは傷病手当金が病気を対象に支給をするのではなく、病気により労務不能となっている「日」を対象に支給される制度だからです。

傷病手当金は待期期間が完成して最初に傷病手当金の支給を受け始めた日から1年6か月を限度に支給されます。
途中で仕事に復帰したとしても同じ病気が引き続いている場合には再度病気欠勤した日から1年6か月を計算するわけではありません。
また1年6か月分の日数がもらえるわけではなく、暦の上で1年6か月を計算することにも注意してください。

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